もう捕鯨なんてやめればいいのに・・・と考える理由

ネットをうろうろしていると、こんなニュースを見かけました。

日本の調査捕鯨妨害を宣言 南極海でシー・シェパード

反捕鯨団体「シー・シェパード」のオーストラリア組織などは23日、シー・シェパードの妨害船が南極海で日本の調査捕鯨船団のうち1隻を発見したと明らかにし、調査捕鯨妨害を宣言した。

http://www.sankei.com/world/news/161223/wor1612230043-n1.html

日本の捕鯨を止めるために「シーシェパード」が今年も大暴れするという記事。

なんだかもう、定例行事みたいになってきたけど、この人たちは南極海で日本の捕鯨船に直接的に攻撃をしたりと、相当に恐ろしい事をしていますよね。

シーシェパードがこんな過激な事をするのは、世界中から彼らを支援する動きがあるからです。

残念ながら、欧米諸国の世論的には反捕鯨が正義で、捕鯨をしている日本が悪ってのは定説のようで。

さて、僕は捕鯨のことなんて、考えた事もありません。

しかし、折角なので、捕鯨・・・ひいては鯨文化について考察してみようと思い、考えをまとめるための記事を書いてみます。もしよければお付き合いください。

捕鯨問題を考えるときに読むべき三つの記事

捕鯨問題について考える時は、次の3つのページを読めばだいたいの大枠はわかります。

反捕鯨団体の言われなき批判に対する考え方 – 日本捕鯨協会

http://www.whaling.jp/taiou.html

太地町でのイルカ漁業に対する和歌山県の公式見解

http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/071500/iruka/

捕鯨問題への取り組みについて – グリーンピース

www.greenpeace.org/japan/Global/japan/code/whale/

しかし、読んでみると、捕鯨推進派、捕鯨反対派どっちの意見も正しく見えるんですね。

ツイッターを見ても、捕鯨についてはいろんな意見が錯綜しています。

いろんな記事をぐるぐるぐるぐる読みこんで、考えてみました。

結論として僕がたどり着いたのは、もう捕鯨はやめればいいのにって意見です。

僕が捕鯨なんてやめればいいのにと考える理由

和歌山や高知では、鯨が生活の一部になってるのかもしれません。

でも、鯨文化を日本の文化と言っちゃうのは、どうにも違和感があります。

捕鯨も鯨食も、もう日本の文化じゃないと思うんです。

皆さんは、最後に鯨を食べたのはいつですか?

僕が鯨を最後に食べたのはだいぶ昔です。

スーパーでごく稀に鯨のベーコンなんかを見かける時はありますけど、鯨って普段はあんまり見かけないし、たまにあっても意識して買おうとも思いません。

お店で食べるにしても、鯨なんて結構なお値段がするお店で食べるもので、僕が滅多に行けるところではありません。

正直、明日鯨が食べられなくなるって言われても、へー。としか感想が出てこないんです。

これがマグロだったら全然別の話です。シーシェパードがごちゃごちゃ嫌がらせしてきたら、全力で戦うべきだと思います。でも鯨って・・・

つまり何が言いたいのかっていうと、鯨文化って、欧米諸国から野蛮人扱いされたり、日本のイメージを貶めてまで守るべき文化だとは思えないんです。

それに、捕鯨賛成派の意見は、きれいごとを並べすぎて、時々おかしくなっています。

上のリンクにある反捕鯨団体の言われなき批判に対する考え方っていうページには、おかしな論が幾つも見られます。例えばこの文。

我が国の食料自給率はカロリーベースで40%を切っています。そうした中で、食料生産手段の一つの選択肢として捕鯨を維持していくことは、将来、我々日本人が直面するおそれのある食料不足という非常事態への備えという意味でも極めて有意義なことです。

食料生産手段として鯨ってのはないですよね。

日本は食料を輸入に頼っているわけで、食料不足が起こる時は鎖国でもして自給しなければならない時です。

そうなれば、石油の輸入もなくなってるわけで、そんな状況で南極に鯨を取りに行くなんて選択肢が生まれるわけはありません。

また、捕鯨派の話によく見られる論で、捕鯨は江戸時代から続く伝統文化っていう論説がありますけど、大型漁船で南極まで行ってクジラを獲ってくる事を伝統的な捕鯨と主張するのは、さすがに無理筋だと思います。

まとめ

もちろん、鯨料理を生業にしている人や、南極で鯨漁に携わる人たちにとっては死活問題で、きっとこれからも反捕鯨の為なら何やってもいいって考えてる強烈な連中から日本の鯨文化を守る戦いは続いていくわけで

しかして、伝統ってみんなに望まれなきゃ守る必要なんてないと思うんです。

だから、僕みたいな考えの人が増えていく前に、鯨文化を守ろうとする人は、鯨文化を日本人に伝える努力をしたほうがいいんじゃないでしょうか?

そうしないと、孤立無援になって消えていく。そんな未来がくるかもしれませんから。

ちなみに、僕は安い人間なので、美味しい鯨の竜田揚げを安く食べられれば、ころっと変節しますよ?

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